ニコンが2025年に発表するカメラとレンズの予想

NikonEYEに、ニコンが2025年に発表するカメラとレンズの予想リストが掲載されています。

What Gear Could Nikon Announce in 2025?

  • カメラ業界が進化を続ける中、ニコンは現在、極めて重要な局面を迎えている。ニコンが来年、写真家を魅了するために発表する可能性のある、または発表すべき機材を紹介する。

  • Z8sとZ9II:Z8とZ9の成功に基づき、ニコンはこれらのフラッグシップカメラのアップデートバージョンを発表する可能性がある。 予想される改良点は次の通り。

    - Z8s : 高感度性能が強化された新センサー、より高速な連写速度 (RAWで20~30コマ/秒)、および改善された動画機能 (例えばProRes RAWで8K60p) などの漸進的なアップグレード。
    - Z9 II : 長時間録画を可能にする高度な冷却機能、より堅牢なAFシステム、書き込みがより高速なデュアルCFexpress Type Bカードスロット。

  • Z7III:Z7II はアップデートが必要だ。次世代機には次の機能が含まれる可能性がある。

    - 読み出しを高速化しローリング シャッター歪みを最小限に抑える積層型センサー
    - 10bit内部収録の4K120pおよび6K動画
    - AIを活用した被写体の認識と追尾による強化されたAF
    - バリアングルのタッチ式モニタで使い勝手を改善。

  • Zf II:レトロスタイルのZf が成功し、ニコンは2025年に後継機をリリースする可能性がある。この機種には次のような機能が搭載される可能性がある。

    - より高解像度の3300万画素センサー
    - IBISの性能を改善
    - カスタマイズ可能なダイヤルにより直感的な操作を実現

  • APS-Cフラッグシップ機:より軽量な機材を求める野生動物・スポーツ写真家にアピールするために、ニコンは高性能なAPS-Cカメラを導入する可能性がある。

    - 素晴らしいディテールを実現する3200-3600万画素センサー
    - 15コマ/秒のメカシャッターと30コマ/秒の電子シャッター
    - デュアルカードスロットと耐候性で過酷な使用に耐える

  • エントリーレベルフルサイズ機のZ1:新規ユーザーに訴求するために、手頃な価格のエントリーレベルのフルサイズカメラが役立つ可能性がある。

    - 2400万画素センサー
    - 物理的な操作系を少なくしたミニマリストデザイン
    - キヤノンEOS R8に匹敵する競争力のある価格設定

  • 超望遠単焦点レンズ:ニコンはZマウントの超望遠単焦点レンズのラインナップを拡大する可能性がある。

    - 400mm F4 : 比較的軽量でコンパクト、野生動物やスポーツに最適
    - 600mm F4 : 超望遠撮影のニーズに応えるプロ仕様のレンズ。
    - 800mm F5.6 : 同等の 一眼レフ用と比べて軽量で野鳥写真家にとって魅力的

  • 手頃な価格の望遠ズーム:価格を重視する写真家に訴求するために、以下のようなレンズを導入するかもしれない。

    - 100-400mm F5.6-6.3 : ハイアマのための汎用性の高いレンズ
    - 200-600mm F6.3 : 180-600mm F5.6-6.3 のより手頃な代替品で、趣味で野生動物を撮影する人が対象

  • コンパクトな単焦点レンズ:ストリートフォトグラファーや旅行写真家は、コンパクトな単焦点レンズで助かるだろう。
    - 24mm F2.8 : 日常用に最適な超軽量コンパクトなレンズ
    - 35mm F1.8 パンケーキ: 多彩な撮影を可能にするポータブルなレンズ
    - 50mm F2 : 手頃な価格の標準単焦点レンズ

  • プロ用のズーム:更なる大口径なプロ仕様のズームレンズをリリースする可能性がある。

    - 12-24mm F2.8 S : 建築や風景に最適な超広角レンズ
    - 24-85mm F2.8 : F値一定の多用途の散策用ズーム
    - 70-200mm F2 S : ポートレートやスポーツ写真家のための画期的なレンズ

  • マクロレンズ:マクロのラインナップが以下のレンズで拡張される。

    - 105mm F2.8 Macro S : VR を搭載し、スタジオ撮影やネイチャーフォトに最適なシャープネスを実現
    - 60mm F2.8 マクロ: クローズアップや一般的な用途に適したコンパクトで多用途なレンズ

 

これほど多くの製品が2025年にまとめて登場するとは思えませんが、このうちのいくつかは実際に登場する可能性が高そうです。

Z9IIは既に噂も流れており、現行のZ9は登場からある程度時間が経っているので、後継機が2025年に登場しても不思議はありませんね。Z8はZ9IIよりも時期は遅れるかもしれませんが、Z9IIベースの機種にモデルチェンジするかもしれません。

Z7III は登場するかどうか不透明な機種ですが、積層型センサーを搭載するとZ8との棲み分けが難しくなりそうな気がします。

Zfの後継機はまだ少し早いような気がしますが、予想ではZ6IIIベースではなく、α7IVと同じ画素数のセンサーを採用したモデルとなっているのが面白いところです。

APS-Cのハイエンド機はキヤノンからも登場すると噂されているので、ニコンが投入する可能性もありそうですね。あと、廉価機Z1が予想されていますが、本当に登場するとしたらZ5シリーズと統合でしょうか。